地域・転職経験有無によってテレワーク実施率に差

 エン・ジャパンが、運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職『AMBI』上で、34歳以下のユーザーを対象に実施した「テレワークについてのアンケート調査」結果(有効回答数541人)によると、現在のテレワーク実施状況は、67%が「基本的に職場に出社している」と回答した。「出社と在宅を組み合わせている」は19%、「基本的に在宅・テレワークをしている」は13%だった。

 地域別でのテレワークの実施状況は、「基本的に職場に出社している」との回答が、「関東1都3県」が58%と一番少ない結果となった。「関西2府4県」は78%、「その他地域」が79%と、地域によって出社率に差がある。関東1都3県で「出社と在宅を組み合わせている」、「基本的に在宅・テレワークをしている」との回答は、関西2府4県やその他地域の約2倍に及ぶ結果となっている。

 さらに、テレワーク実施状況を転職経験別でみると、「出社と在宅を組み合わせている」との割合は、転職経験者が転職未経験者の1.5倍に(「転職経験あり」24%、「転職経験なし」16%)、また、「基本的に在宅・テレワークをしている」との割合は、転職経験者が転職未経験者の2倍以上になった(「転職経験あり」19%、「転職経験なし」8%)。以上のように、地域・転職経験有無によってテレワーク実施率に差がある結果となった。

 今後の働き方としてテレワークを希望するかどうかでは、「出社と在宅を組み合わせたい」との回答が65%で最多。「完全な在宅・テレワークを希望している」は20%、「在宅・テレワークは希望していない」は16%だった。地域別でみると、関東1都3県では「出社と在宅を組み合わせたい」が、関西2府4県やその他地域よりも多いことが分かった(「関東1都3県」70%、「関西2府4県」54%、「その他地域」61%)。

 同調査結果は

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/32393.html