関東・東北の行って良かった観光地は「箱根」「仙台」

 リクルートライフスタイルが企画・編集する旅行情報誌「関東・東北じゃらん」が、関東・東北在住4130人を対象に実施した「関東・東北の観光地に関するアンケート調査」結果によると、2018年度に宿泊旅行で訪れたことがあり、行って良かった関東・東北の観光地は、関東エリアでは、「じゃらん人気温泉地ランキング」で毎年不動の1位を誇る「箱根」(神奈川県)が、観光地ランキングでも堂々のトップになった。

 2位「日光」(栃木県)、3位「舞浜・浦安」(千葉県)。上位の観光地全体を見ても、首都圏からのアクセスの良さと、宿泊前後で周遊できることが人気の要因とみられる。一方東北エリアは、1位「仙台市」(宮城県)、2位「秋保温泉」(同)、3位「松島」(同)となった。上位に各県の「市街地」がランクインする結果になり、確立された名物グルメがあり二次交通が充実した市街地が選ばれている。

 また、2018年度に日帰りで訪れたことがある、行って良かった観光地は、関東エリアでは、1位「箱根」、2位「横浜」など、首都圏からのアクセスが良いことに加え、街歩き、テーマパーク、自然と、季節を変えて何度行っても楽しめるエリアが、支持を集めた。東北エリアでは、1位「仙台市」、2位「松島」など、主要都市から気軽にアクセスできる王道観光地や、買い物、グルメ目的で利用される市街地が支持を集める結果となった。

 一方、2019年度に旅行で行きたいと思う観光地については、関東エリアは、1位「箱根」、2位「草津温泉」(群馬県)、3位「鎌倉・湘南」(神奈川県)など、宿泊旅行や日帰りランキングでも上位だった観光地が再びランクイン。一度では遊びつくせない懐の広さ、日々進化する観光地として、注目し続けられているからだとみられる。10位の「秩父」(埼玉県)は、パワースポットや聖地巡礼など、昨年から注目が高まっている。

 東北エリアでは、1位「仙台市」、2位「奥入瀬渓流・十和田湖」(青森県)、3位「秋保温泉」となった。夏にベストシーズンを迎える「奥入瀬渓流」(青森県)や全国的にも憧れの温泉地「銀山温泉」(山形県)が4位に、「乳頭温泉郷」(秋田県)が6位にそれぞれランクインしており、東北居住者にとっても、憧れが強く、これから行きたい場所となっているようだ。

 同調査結果は↓

https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2019/07/RecruitLifestyle_jalan_20190724.pdf