1週間の外食利用平均2.65店、リピート率は77.5%

 リクルートライフスタイルの「ホットペッパーグルメ外食総研」が、1ヵ月に1度以上外食(食事または飲酒)を行う首都圏在住の20~64歳の男女を対象に実施した「飲食店リピート&要因調査」結果(有効回答数2106人)によると、1週間の外食回数は平均2.97回で、うち、初回利用するお店は22.5%、再利用(リピート)が77.5%だった。男女別では男性の方が同じ店に通う傾向が強いことも分かった。

 最近1週間の外食回数は、1人当たり平均2.97回。利用店数は平均2.65店、そのうち「初回利用」の飲食店は平均0.67店。外食した回数に占める「初回利用」、「リピート利用」の比率は、全体では22.5:77.5だった。20・30代女性では「初回利用」の比率が30%以上と高く、「リピート利用」は70%以下。一方、男性では総じて「リピート利用」が多く、50代男性では82.9%、60代男性では87.3%が「リピート利用」となっている。

 「初めて利用」する飲食店と、来店後また行ってみたいと思う「リピート利用」する飲食店を選ぶときの重視点については、いずれの場合も、「料理・メニュー」(「初めて利用」51.7%、「リピート利用」55.9%)、「価格の安さ・コストパフォーマンス」(同33.0%、42.1%の重視度が高い。特に「価格の安さ・コストパフォーマンス」は、「初めて利用」する際に比べ、「リピート利用」する際の重視度の方が9.1ポイント高い。

 1週間の外食回数のうち、再利用の飲食店での外食回数(リピート利用率)は77.5%。時間帯別にみると、「昼食」の時間帯で最もリピート利用率が高く、81.2%。業態別にみると、リピート利用率が高いのは、「ファストフード」(95.5%)、「牛丼、カレーなど、一品もの専売業態」(93.7%)、「立ち食いのラーメン、うどん・そば業態」(93.1%)、「ファミリーレストラン、回転すしなど」(90.8%)で、いずれも90%を超えている。

 また、1週間の外食回数のうち、“その飲食店の料理・メニュー、雰囲気や価格が気に入っていて、どうしてもそのお店に行きたい場合に利用した”という目的型来店が43.2%を占める。「初回利用」店では「朝食」(54.9%)、「リピート利用」店では「夕食以降」(51.9%)の時間帯で、それぞれ目的型来店率が高い。業態別に目的型来店率をみると、最も高いのは「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」(72.4%)だった。

 同調査結果の詳細は↓
https://www.recruit-lifestyle.co.jp/uploads/2018/09/RecruitLifestyle_ggs_re20180925.pdf