2018年結婚式費用総額平均は357.5万円~ゼクシィ

 結婚情報誌「ゼクシー」(リクルートマーケティングパートナーズ発行)が4月から5月にかけて実施した「結婚トレンド調査2018」結果(有効回答数5494人)によると、挙式、披露宴・披露パーティなど結婚式費用総額の平均は357.5万円で、前回2017年調査(354.8万円)より2.7万円増加し、2012年調査(343.8万円)からは13.7万円増加している。招待客人数は69.4人で年々減少傾向にある。

 結婚費用を地域別にみると、「福島」が395.9万円で最も高く、次いで「茨城・栃木・群馬」(379.9万円)、「九州」(377.6万円)、「静岡」(376.2万円)、「長野・山梨」(373.8万円)、「首都圏」(372.4万円)の順。逆に低いのは「北海道」の194.6万円がダントツで、以下、「青森・秋田・岩手」(335.6万円)、「富山・石川・福井」(342.3万円)、「関西」(348.8万円)、「岡山・広島・山口・鳥取・島根」(349.1万円)が続いた。

 披露宴・披露パーティの招待客人数の平均は69.4人で、前回調査から0.8人減と減少傾向にある。地域別にみると、「青森・秋田・岩手」が100.6人と唯一100人を超えた。一方、ご祝儀総額の平均は232.8万円で、2017年調査(230.7万円)からは2.1万円増加した。また、挙式、披露宴・披露パーティにおけるカップルの自己負担額の平均は142.8万円で、同(142.9万円)からほぼ横ばいで推移している。

 挙式、披露宴・披露パーティの演出を決定する際に心がけたことは、1位「アットホームなムードになる」(64.4%)、2位「自分らしさを表現できる」(57.4%)、3位「自分たちの気持ちが列席者に伝わるようにする」(46.0%)。「列席者を退屈させない」、「感動的な挙式、披露宴・披露パーティにする」、「盛大な見栄えがする」のいずれかを選択した【王道しっかり派】は53.8%。一方、いずれも選択しなかった【等身大ゆったり派】は46.2%。

 また、挙式に関して実施した演出ベスト5は、1位「親からベールダウンをしてもらう」(71.2%)、2位「フラワーシャワー、ライスシャワー」(62.3%)、3位「挙式時の音楽・BGMを自分たちで選ぶ」(40.4%)、4位「ブーケトス、ブーケプルズ」(35.6%)、5位「親に花束を贈呈する」(33.2%)となり、「ベールダウン」など、引き続き、親や列席者とのつながりを表現する演出が人気となっている。

 同調査結果の詳細は↓
http://bridal-souken.net/data/trend2018/XY_MT18_release_00zenkoku.pdf