夏季休暇は「自宅で過ごす」が4割~楽天リサーチ

 楽天リサーチがこのほど発表した「夏季休暇に関する調査」結果(有効回答数1000人)によると、今年の夏季休暇(お盆休みなど)の取得の有無は、「取得する」との回答が57.3%と半数以上を占めた。「取得しない」が18.8%、「未定」が19.5%、「その他(別の時期に取得する)」が4.4%だった。また、職業別にみると、「会社員」では、「取得する」との回答が65.5%であるのに対して、「公務員・団体職員」では84.8%だった。

 夏季休暇を取得する予定の人の理想の取得日数と現実の取得日数(取得した日数)については、「理想」では、「8~14日」(29.4%)、「6~7日」(28.9%)を挙げた人が多く、続いて「4~5日」(14.7%)となった。「現実」では、「4~5日」が34.3%で最も多く、以下「8~14日」(19.6%)、「6~7日」(18.5%)と続いた。平均日数は「理想」:11.0日、「現実」:6.8日となり、「現実」が4.2日少なかった。

 夏季休暇に何をするか(複数回答)では、「自宅で過ごす」が40.1%で最多、以下、「国内旅行」(36.0%)、「帰省」(31.3%)と続いた。夏季休暇を自宅で過ごす理由(複数回答)は、「どこに行っても混んでいるため」との回答が56.5%と最多、以下、「普段忙しいので、自宅でゆっくりしていたい」(42.9%)、「出費を抑えたい」(39.5%)と続いた。また、「家族団らんの時間を自宅で過ごしたい」という回答も28.6%あった。

 夏季休暇を取得する予定の人が夏季休暇で使う予算額については、全体では「2.5万円以上~5万円未満」が最も多く24.3%。以下、「1円以上~2.5万円未満」(13.4%)、「5万円以上~7.5万円未満」(12.5%)と続き、平均額は9.5万円となった。また、会社員、公務員・団体職員に今年の夏のボーナスの支給額を聞いたところ、全体の19.0%と約2割にあたる人が「0円」と回答していた。

 以下「20万円以上~30万円未満」(10.6%)、「30万円以上~40万円未満」(8.2%)と続き、平均額は40.1万円となった。ボーナスをもらうと人のボーナスの使い道(複数回答)は、「貯蓄」が最も多く53.0%となり、以下、「旅行・レジャー」(34.2%)、「生活費の補填」(28.8%)と続いた。「まだ決まっていない・答えたくない」を回答する人は7.1%と1割以下で、使い道が具体的に決まっている人が多数だった。

 同調査結果は↓
https://research.rakuten.co.jp/report/20180717/