エン・ジャパンが、運営する『エン転職』上でユーザーを対象に実施した「面接に関する実態調査」結果(有効回答数7206人)によると、転職活動で面接を受けた経験は、76%が「ある」と回答した。面接経験者が面接準備としてやっておいたほうが良いと思うこと(複数回答)は、トップ3が「想定される質問への回答内容の準備」(69%)、「自分が質問したい内容の準備」(63%)、「企業のホームページの確認」(60%)だった。
転職活動での面接経験者が面接で聞かれてうまく回答できなかった質問(複数回答)は、1位が「『何か質問はありますか?』という逆質問」(38%)。次いで「退職理由」(33%)、「志望動機」(32%)、「今後のキャリアプラン」(28%)が続く。年代別で最も大きな差がついたのは「今後のキャリアプラン」で、20代からは「未経験の業界・職種への転職なのでキャリアプランを具体的に描くのが難しい」といったコメントが寄せられた。
オンライン面接を受けた経験は、46%が「ある」と回答。オンライン面接の経験者が感じた対面実施の面接とオンライン面接の優劣は、「対面で実施される通常面接」が31%、「オンライン面接」が34%、「どちらでも良い」が35%と、意見が割れた。一方年代別では、20代の40%が「オンライン面接」との回答に対し、40代以上では35%が「対面で実施される通常面接」と回答。年代が若いほど、オンライン面接を好む割合が高いことが分かった。
オンライン面接の経験者が感じた対面での面接と比べて良かったこと(複数回答)は、上位は「交通費がかからない」(76%)、「スケジュールが調整しやすい」(64%)。一方、対面での面接と比べて難しかったこと(複数回答)は、トップ3に「企業の反応や温度感がわかりづらい」(45%)、「スムーズな通信環境の準備」(37%)、「企業の社風や社員の人柄がわかりづらい」(36%)が挙げられた。
同調査結果は↓