エン・ジャパンが、同社が運営する正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」上で実施した「仕事の悩みに関するアンケート調査」結果(有効回答数264人)によると、97%の女性が「仕事をしている中で悩みがある」と回答した。具体的な悩みは、第1位は「給料が低い」(26%)だった。理由については、「任されている仕事量や責任に対して、給料が低いと感じる」(32歳)といった声が寄せられた。
第2位は「上司・同僚との人間関係」。理由については、「社歴が長い人の態度が横柄。仕事も手伝わされ、なかなか帰れない」(24歳)、「転職したばかりなので、まだ馴染めず、気の合う同僚がいない」(36歳)という声が挙がった。第3位は「雇用が安定しない」(8%)。理由では、「現在、契約社員で働いており、正社員を目指して転職活動をしようと思う反面、仕事をしながらだと、なかなか動きだせない」(36歳)といった声が寄せられた。
年代別にみると、20代は「上司との人間関係」(16%)、30代は「同僚との人間関係」(14%)、「仕事にやりがいがない」(9%)、40代は「今後のキャリアプラン」(14%)が他の年代よりも目立っている。また、悩んだ時に解決する自分なりの方法(複数回答)は、「相談をする」(36%)が最多。一方、「悩みを解決する方法がない」も34%いる。悩みの解決方法で「相談をする」との回答者の相談相手(複数回答)は、66%が「友人」だった。
次いで「家族」(51%)、「同僚」(44%)が続く。仕事の悩みを解決できたエピソードも紹介されている。「同じく女性の上司に相談して、モヤモヤを溜めずに吐き出した。会社の体制などはなかなか変わらないが、ストレスの軽減になった」(27歳)。「やりたいことより、やりたくないことを明確にして物事を決める。そして自分がどうなっていたいのか、プランを具体的にねる」(28歳)。
さらに、「出来ないことは出来ない! と割り切る。その上で、代わりにできることを探す。やり方を工夫する意識があると、仕事にも前向きに取り組めて、悩みもなくなる」(30歳)。「悩んだときは一度冷静になり、自分が成長するための試練だと思うようにしている。すると、あまりクヨクヨせず、目の前のことに取り組めるようになった」(32歳)などで仕事の悩みが解決できたようだ。
同調査結果は↓
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15660.html