産労総合研究所は、このたび、「飲みニケーションは好きですか?」と題するインターネットリサーチを発表した。調査では、お酒を飲むことが好きな人は5割程度いるが、職場の飲み会が好きな人は3割程度という結果となった。同調査は、20~60代の男女300人を対象に行い、会社員・アルバイト等・経営者・個人事業主やフリーランスの215人の回答について集計したもの。
調査結果によると、職場に限らず、家族や友人との飲み会、一人飲みも含めて「お酒を飲むのは好きか」と尋ねたところ、「とても好き」26.5%、「どちらかというと好き」30.2%、「どちらかというと嫌い」21.9%、「とても嫌い」21.4%となった。男女別、年代別にみると、50代男性は、お酒を飲むのが「とても好き」、「どちらかというと好き」をあわせて8割近くにぼり、他の年代性別よりも高い結果となった。
お酒について、体質的に飲めるほうか飲めないほうか、を尋ねたところ、「たくさん飲める」13.5%、「まあまあ飲める」36.3%、「あまり飲めない」29.3%、「まったく飲めない」20.9%となり、飲める人と飲めない人は ほぼ半々という結果になった。これを、「お酒を飲むのは好きか?」とかけあわせてみたところ、当然かもしれないが、お酒を飲める人ほど「お酒を飲むのが好き」で、飲めない人ほど「嫌い」が多い結果となった。
また、「職場の飲み会は好きか」と尋ねたところ、「好き」6.0%、「どちらかというと好き」25.1%、「どちらかというと嫌い」31.6%、「嫌い」37.2%となった。「お酒を飲む」こと自体が好きな人は5割を超えるが、「職場の飲み会」が好きだという人は3割程度という結果となった。「お酒を飲むのが好き」な人が多かった50代男性も、「職場の飲み会」となると、それほど好きではないという結果だった。
コロナの感染拡大がおさまった後、職場の飲み会(対面)があったら参加したいかどうかを尋ねたところ、「参加したい」8.4%、「どちらかというと参加したい」19.5%、「どちらかというと参加したくない」24.2%、「参加したくない」47.9%となった。もともと、職場のみ会は(どちらかというと)嫌い、という人が7割程度だったので、コロナが収束しても変わらないようだ。
同調査結果は↓