エン・ジャパンが、運営する派遣情報サイト『エン派遣』上でユーザーを対象に実施した「職場でのコミュニケーション意識調査」結果(有効回答数4790人)によると、「コミュニケーションがうまく取れるかどうかは、仕事に影響すると思うか」と尋ねたところ、98%が「思う」(「思う」80%、「どちらかと言えば思う」18%)と回答した。コミュニケーションが及ぼす仕事への影響度の大きさを、大半が感じていることが分かる。
「コミュニケーションがうまく取れるかどうかは、仕事に影響すると思う」との回答者に、どのような影響があるか尋ねたところ(複数回答)、トップ3は、「人間関係のストレスが軽減する」(78%)、「ミスやトラブルが減らせる/無くなる」(71%)、「仕事の効率が上がる」(69%)だった。良好な人間関係の構築だけでなく、業務の生産性アップにも好影響を感じている人が多いようだ。
では、職場でのコミュニケーションは、うまく取れていると思うかどうかについては、78%が「思う」(「思う」27%、「どちらかといえば思う」51%)と回答。「思う」、「どちらかといえば思う」と回答した理由(複数回答)のトップ3は、「気軽に質問・相談ができる上司・同僚がいる」(62%)、「仕事に必要な情報の共有はスムーズにできているから」(46%)、「自らコミュニケ-ションを取る努力をしているから」(42%)だった。
一方、「思わない」、「どちらかといえば思わない」との回答者のその理由(複数回答)は、「気軽に質問・相談ができる上司・同僚がいないから」(45%)、「良い人間関係が築けていないから」(40%)、「コミュニケーションを大事にする風土・雰囲気がないから」(34%)がトップ3だった。また、職場でコミュニケーションを取る上で自身が気をつけていることの有無は、87%が「ある」と回答した。
「ある」との回答者が具体的に気をつけていること(複数回答)は、「感じの良い挨拶をする」(68%)、「明るい笑顔で接する」(62%)、「適切な距離感を保つ」(57%)がトップ3。具体的なコメントをみると、「一日の始まりと終わりは大事なので、雰囲気がよくなるよう明るく挨拶を心がけている」(28歳)や、「同じ内容でも、笑顔で和やかな雰囲気で伝えるのと、真顔で伝えるのでは捉え方が変わる」(26歳)などの声が寄せられている。
同調査結果は↓
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2020/24687.html