20代・30代が選ぶ理想の上司は「天海祐希」

 エン・ジャパンが運営する総合転職支援サービス『エン転職』上でユーザーを対象に実施した「上司と部下に関する意識調査」結果(有効回答数1万1286人)によると、「理想の上司を芸能人・有名人でいうと誰か」との質問に対し、20代・30代は「天海祐希」、40代は「所ジョージ」がトップだった。一方、理想の部下については、20代・30代は「神木隆之介」、40代は「土屋太鳳」が最多となった。

 また、今まで尊敬する上司に出会ったことが「ある」と68%が回答。その上司の尊敬している点(複数回答)は、第1位は「いざというときに部下を守る」(55%)で、「仕事に対して厳しい人だが、理不尽な場面では、必ず部下を守るという意志が感じられた」(26歳男性)、「仕事が本当に嫌になって投げ出そうとした時に『やれるだけやってこい。失敗しても責任は全部俺が持つ』と言われてすごく楽になった」(31歳女性)という声が挙がった。

 次いで、「指示・指導が的確」(53%)、「知識や経験が豊富」(51%)が続いた。「何を相談しても、いつまでに、どこまで終わらせればいいかなど、スケジューリングや、仕事の割り振りがとにかく的確。だから信じてついていくことができる」(23歳女性)、「有資格者ではなかったが、外部の専門家が舌を巻くほどの知識を持ち、質問には嫌な顔ひとつせず、むしろ嬉々として答えてくれた」(34歳女性)という声が寄せられている。

 上司に期待していること(複数回答)は、「自分の意見や考えに耳を傾けてくれる」(61%)が最多。年代別にみると、20代は「具体的なアドバイスをくれる」(20代:57%、30代:52%、40代以上:41%)、「いつでも相談に乗ってくれる」(同:46%、40%、34%)、「業務に一緒に取り組んでくれる」(同:36%、30%、23%)が他の年代より目立ち、寄り添ってくれる上司を理想としていることが分かる。

 これまで困った上司のもとで働いたことは85%が「ある」と回答。具体的な困った点(複数回答)については、「人によって態度を変える」(66%)が最多。「部下の中でも、まったく怒らない人もいれば、ちょっとしたミスも怒る人がいた」(26歳男性)という声が寄せられた。第2位は「いざというときに部下を守ってくれない」(58%)、第3位は「指示・指導が曖昧」(55%)だった。

 同調査結果は↓

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/17710.html