令和元年理想の上司、1位は「内村光良」「水卜麻美」

 産業能率大学 総合研究所が、令和元年となる2019年に就職し社会人となった新入社員を対象に実施した毎年恒例の「新入社員の理想の上司調査」結果(有効回答数376人)によると、新元号となった令和時代最初の理想の男性上司1位は、昨年に続き「内村光良」で、2連覇となった。理想の女性上司には、「水卜麻美」が2年ぶりに1位に返り咲いた。「内村光良」と「水卜麻美」は新入社員の男女から共に1位に選ばれている。(敬称略)

 また、今回、初めてトップ10入りしたのは、男性上司では昨年45位から大躍進して2位となった「大泉洋」、過去一度も名前が挙がっていなかった「みやぞん」(5位)、そして昨年の18位から10位となった「桝太一」の3人。女性上司では共に昨年12位から2位になった「有働由美子」と6位になった「吉田羊」の2人となった。「大泉洋」と「有働由美子」は、新入社員の男女両方から人気が高くなっている。

 一方、「みやぞん」は男性新入社員から、「吉田羊」は女性新入社員からの支持を得るという結果となった。そのほか、男性上司は、3位に「櫻井翔」と「イチロー」、6位に「林修」と「ムロツヨシ」、8位に「マツコ・デラックス」がランクイン。女性上司は、3位に「天海祐希」、4位に「渡辺直美」、5位に「吉田沙保里」、6位に吉田羊とともに「石原さとみ」、8位に「イモトアヤコ」がそれぞれランクインしている。

 なお、平成10(1998)年から平成30(2018)年までの21年間に実施した平成時代の理想の上司を集計した結果、平成時代の理想の男性上司は「所ジョージ」(135ポイント)、理想の女性上司は「天海祐希」(118ポイント)がそれぞれ1位となった。集計方法は、各年トップ10の1位を10ポイント、2位を9ポイント…、以下10位を1ポイントとして換算している。

 「所ジョージ」は初回の平成10年に4位で登場し、以後、1位が3回、2位には6回ランキングされ、平成26年まで、17年間にわたりランキングし続けた。「天海祐希」は、平成18年に2位で登場し、平成22年に1位となってから平成28年まで、7回連続1位という連覇記録を達成した。平成30年には再び1位となり、計8回の1位へのランキングは男女を通じて最高記録となっている。

 同調査結果は↓

https://www.sanno.ac.jp/admin/research/f0krqt00000004zy-att/jousi2019.pdf