ビッグローブが全国の20代から50代の男女1000人を対象実施した「忘年会と年賀状に関する意識調査」結果によると、有職者の男女873人の職場の忘年会への参加予定は、「参加する予定がある/参加した」と回答した人は29.3%だった。これは昨年の調査結果(調査期間:2022年11月9日~11月10日、調査対象は全国の20代から50代の有職者の男女811人)の14.8%と比較すると約2倍という結果となった。
一方、プライベートの忘年会では、昨年の調査(調査期間:2022年11月9日~11月10日、調査対象は全国の20代から50代の男女1000人)では15.6%だったのに対して今年は28.4%と増加した。年代別にみると、今年の回答では「参加する予定がある/参加した」の割合が一番高かったのは20代の36.0%だったが、昨年の調査と比較して伸び率が一番高かったのは50代で昨年の11.2%から26.4%と大幅に上昇した。
また、今の時代における忘年会の必要性については、「必要だと思う/ある程度必要だと思う」と回答した人をあわせた割合は36.6%となった。昨年の調査では「必要だと思う/ある程度必要だと思う」との回答が30.0%だったのと比較すると6.6ポイントほど増加した。男女別にみてみると、女性より男性のほうが「必要だと思う/ある程度必要だと思う」と回答した人の割合が多いという結果となった。
年賀状の送り方(複数回答)については、「はがきで送る」と回答した人の割合が一番多く32.5%だったが、昨年の調査よりも5%以上減少した。反対に「年賀状は出さない」と回答した人の割合は47.5%と昨年(43.1%)より増加した。年代別にみると、「はがきで送る」との回答割合が一番少ないのは20代で17.6%だった。コロナ禍を過ぎても、年賀状を送る習慣は年々減少傾向にあることがうかがえる。
なお、コロナ禍で人とのつながりが「減ったと思う/やや減ったと思う」と回答した人の割合は57.7%と半数を超えた。男女別では女性のほうが「減ったと思う/やや減ったと思う」との回答割合は多く、あわせて62.8%となった。年代別では50代が一番多く63.2%、次いで20代が58.0%だった。いずれの性別・年代別でも「減ったと思う/やや減ったと思う」と回答した人の割合が半数を超えるという結果となった。
同調査結果は