温泉に行くなら「移動費用・時間は少なくしたい」

 ビッグローブが全国の20代から60代までの男女1000人を対象に2月16日・17日に実施した「温泉に関する意識調査」結果によると、「温泉に行きたいと思う」かどうか質問したところ、「思う」(55%)、「やや思う」(22%)を合わせ約8割という結果になった。年代別では、60代は「思う」、「やや思う」を合わせ85%に、若い世代でも30代が74%、20代が66.5%と7割前後だった。

 さらに、「温泉旅行で同じ予算ならどちらを選ぶか」と複数の質問をしたところ「高級宿の1泊/リーズナブルな宿に複数泊」では複数泊(59%)、「露天風呂/室内の貸切風呂」では露天風呂(57.7%)がわずかに上回る結果になった。「コース料理など決まったメニューの食事/バイキング、ビュッフェ形式の食事」、「海に近い温泉/山に近い温泉」ではほぼ同数となった。

 温泉に行く場合の移動にかかる費用については、「移動費用は極力少なくしたい」(38.4%)、「どちらかといえば少なくしたい」(44.1%)と回答した人は82.5%。移動にかかる時間については、「移動時間は極力短くしたい」(26.2%)、「どちらかといえば短くしたい」(45.4%)をあわせ71.6%となった。「移動費用・時間は少なくしたい」人からは、「早くついて温泉にのんびりつかりたい」(60代男性)といった声が寄せられた。

 温泉でのマナーについての認知度は、「温泉に入る前にかけ湯をする」、「タオルを湯につけてはいけない」については、各91.6%、88.6%と約9割が知っていたと回答。「脱衣所や浴室でスマホを触らない」では約5割(49.6%)、「タトゥー禁止の温泉が多い」では約8割(77.4%)が知っていた。年代別では、「脱衣所や浴室でスマホを触らない」については、「知っていた」という人は20代56%、60代40.5%と若い世代のほうが多かった。

 「温泉でタトゥー禁止が多いことについて」の意見は、「一律で禁止すべき」が43.9%、「一律ではなく、個々で対応を検討すべき」33.7%、「時代に合わせて変容すべき」22.4%となった。年代別では、30代以上は「一律で禁止すべき」と回答した割合が4割~5割と最も多かった。20代では「一律ではなく、個々で対応を検討すべき」(35.5%)、「一律で禁止すべき」(32.5%)、「時代にあわせて変容すべき」(32%)だった。

 同調査結果は

https://www.atpress.ne.jp/news/348057