夫婦円満の秘訣、「感謝の気持ちを言葉で伝える」!

 明治安田生命が、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで実施した「夫婦をテーマとしたアンケート調査」結果(有効回答数1620人)によると、「夫婦仲が円満」と回答した人は75.1%(前年度比+4.1ポイント)と、コロナ禍でも夫婦仲は引き続き円満だった。夫婦仲が良くなった理由(複数回答)は、「一緒にいる時間が増えたため」(68.5%)、「会話の機会が増えたため」(58.5%)、「一緒に食事をする頻度が増えたため」(44.2%)がトップ3。

 夫婦円満のために必要だと思うこと(複数回答)は、「よく会話をする」(66.4%)、「感謝の気持ちを伝える」(54.6%)、「お互いの健康に気遣う」(45.6%)がトップ3。夫婦仲が円満な人の会話時間(平日154分・休日285分)は、円満でない人(平日42分・休日76分)の約4倍と、夫婦円満の秘訣は、よく会話をすること。配偶者から言われたい一言(複数回答)は「ありがとう」がトップ(32.7%)で、夫婦円満には感謝の気持ちが大切だ。

 プレゼントをする平均回数は、コロナ禍以降3年連続で上昇し、2022年は過去最高の2.16回(昨年比+0.5ポイント)となった。プレゼントするタイミング(複数回答)は、「誕生日」(57.0%)、「バレンタイン(ホワイト)デー」(47.2%)、「父(母)の日」(37.4%)の順と、特別な日を大切にしていることがうかがえる。 また、夫婦間での1回あたりのプレゼント予算も1万6545円(昨年比+2022円)と過去最高となった。

 「生まれ変わっても結婚したい」人は全体では73.1%で、夫婦円満な人(85.2%)と円満でない人(23.1%)では大きな差がある。 一方で、現在夫婦円満にもかかわらず、生まれ変わったら結婚自体したくない人も一定数存在(14.8%)する。理由(複数回答)は、「独身の方が自由気ままだから」(48.9%)、「結婚という形にとらわれずにパートナーとして相手と生活したいから」(33.9%)が多数で、価値観が多様化している現状を反映したか。

 夫婦の出会いのきっかけトップ3は、「職場の同僚・先輩・後輩」(29.3%)、「友人・知人の紹介」(24.3%)、「学校の同級生・先輩・後輩」(14.1%)と距離感の近い出会いから交際・結婚に発展した。 結婚した年別にみると、「マッチングアプリ」による出会いが2015年~19年に結婚した人の6.6%から、2020年代以降で18.8%、2022年単年では22.6%と急上昇している。出会いにもアプリが一般的になってきたようだ。

 同調査結果は

https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2022/pdf/20221116_01.pdf