転職コンサルタント200人がミドルの転職市場予測!

 エン・ジャパンは、運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントを対象に「2024年ミドルの求人動向調査」を実施し、214名から回答を得た。調査結果によると、2024年のミドル人材を対象とした求人募集の変化について、78%が「増加すると思う」と回答。また、2024年はミドル人材にとって「転職に適した年と思う」と84%が回答した。

 2024年のミドルの求人募集が増加すると予測する78%の転職コンサルタントのその理由(複数回答)は、上位は「若手人材の不足により、採用人材の年齢幅を広げざるを得ないため」(54%)、「既存事業拡大に伴う、経験者募集が増えているため」(46%)、「管理職が不足しているため」(37%)。一方、「減少する」と回答した5%の転職コンサルタントの理由(複数回答)は「DX化が進み必要な人員数が減少するため」が55%で最多だった。

 2024年はミドルの求人が増えると予測する転職コンサルタントが、予想する増加の内容(複数回答)は、業種では「IT・インターネット」(49%)、職種では「技術系(IT・Web・通信系)」(34%)、年齢層では「40代前半(40歳~44歳)」(77%)、年収帯では「800万円~899万円」(51%)、企業タイプでは「中堅・中小企業」(75%)、ポジションでは「課長クラス」(72%)が最多だった。

 ここ2~3年と比較した、ミドル人材に求められるスキルの変化の有無は、72%が「変化してきている」と回答。続いて、35歳以上のミドル人材に採用企業が求めるスキル(複数回答)は、トップは「高いレベルでの業務遂行能力」(73%)、次いで「目標や課題を自ら設定し、解決策を考える能力」(39%)、「多様な働き方をする従業員をマネジメントする能力」(37%)、「判断を自分で行い、それに対して責任を持つこと」(34%)が続いた。

 同調査結果は

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/35246.html