74.6%が夫婦円満、その秘訣は「会話」「思いやり」!

 明治安田生命が、11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで20~79歳の既婚男女を対象に実施した「いい夫婦の日に関するアンケート調査」結果(有効回答数1620人)によると、現在の夫婦関係と円満の秘訣については、「夫婦仲が円満」と回答した人(「円満である」、「まあ円満である」の合計)が74.6%で、昨年の75.1%(▲0.5ポイント)とほぼ同じとなり、引き続き高い水準となった。

 夫婦円満のために必要なこと(複数回答)では、「よく会話する」(46.9%)がトップ、次いで「感謝の気持ちを伝える」(37.5%)、「干渉しすぎない」(29.6%)。「夫婦の会話時間」については、「夫婦仲が円満」と回答した人は平日145分の会話時間があり、「夫婦仲が円満でない」と回答した人は41分にとどまる結果となった。家事や仕事で忙しい平日でも、夫婦の会話時間をしっかりと取ることが、夫婦円満の秘訣なのかもしれない。

 現在の夫婦関係で“不満なこと”(複数回答)は「生活面での細かなズレ」(25.2%)がトップ、次いで「共通の趣味がない」(14.6%)、「家計に余裕がない」(13.7%)。特に「生活面での細かなズレ」は60~70代からの回答が多く、3割以上(ともに32.6%)が不満という結果になった。また「夫婦仲が円満でない」人は、「思いやりがない」(35.8%)がトップだが、これは「夫婦仲が円満」な人の回答(6.9%)と比べて5倍以上の差がある。

 1年間の夫婦間でのプレゼント予算は(対象:20代から50代)4万5595円で、昨年から2730円減少した。 昨年度からプレゼント予算が変化した理由は、トップが「家計の余裕がなくなった」(39.6%)、次いで「物価が上昇しているため」(21.3%)、「旅行や外出などプレゼント以外のイベントへの支出が増えているため」(12.9%)で、物価高の影響やコロナ禍の反動で旅行・外出の支出が増えたことを反映する結果になった。

 なお、夫婦の出会いのきっかけについては、「職場の同僚・先輩・後輩」(31.2%)がトップ、次いで「友人・知人の紹介」(23.6%)、「学校の同級生・先輩・後輩」(12.5%)となった。1年以内に結婚した夫婦で見てみると、「マッチングアプリ」(25.0%)と「職場の 同僚・先輩・後輩」(25.0%)が同率でトップとなり、いまや、4人に1人が 「マッチングアプリ」で結婚する時代となっている。

 同調査結果は

https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2023/pdf/20231116_01.pdf