23年の挙式、披露宴・パーティ総額平均327.1万円

 結婚情報誌『ゼクシィ』が発表した「結婚トレンド調査2023」結果(有効回答数3703人)によると、披露宴・ウエディングパーティーについて「満足・計」は97.8%で、昨年調査から1.5ポイント増加した。この満足度は全国推計を開始した2009年調査以来最高となった。また、結婚式を通して、列席者から二人が応援されていると感じた人(「そう思う・計」)は95.4%で、年々増加傾向にある。

 披露宴・ウエディングパーティーを実施した理由(複数回答)は、「自分たちが楽しむため」(37.7%)が唯一、年々増加傾向にあり、2020年調査から2023年調査で4.1ポイント増加。一方、「友人など親・親族以外の方に感謝の気持ちを伝えるため」(54.7%)、「友人など親・親族以外の方に喜んでもらうため」(46.2%)は、2021年調査で9ポイント以上減少したものの、2022年調査以降2年連続して増加し、徐々に回復している。

挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額の平均は327.1万円で、昨年調査から23.3万円回復。2020年調査(コロナ禍前)比では、90.3%まで回復した。また、披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均は49.1人で、昨年調査から5.9人増加。新郎・新婦との間柄別の披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均は、昨年調査から「親族」(20.4人)が2.0人増加、「学生時代の恩師・友人」(21.1人)が3.2人増加した。

 披露宴・ウエディングパーティーへの親族の招待基準(複数回答)は、「付き合いが長いこと」が57.8%、「親しくしていること」が52.7%。学生時代の恩師・友人の招待基準(同)は、「親しくしていること」が88.3%、「付き合いが長いこと」が65.4%。勤務先の上司・同僚の招待基準(同)は、「親しくしていること」が75.6%で年々増加傾向にある一方、「招待しないと失礼にあたること」が36.6%で年々減少傾向にある。

 招待客一人当たりの挙式、披露宴・ウエディングパーティー費用の平均は8.9万円。挙式、披露宴・ウエディングパーティーにおけるカップルの自己負担額の平均は153.7万円で、昨年調査から6.4万円増加。挙式、披露宴・ウエディングパーティーの費用としての親・親族からの援助が「あった」人は73.5%。援助額のうち、挙式、披露宴・ウエディングパーティーに使った金額の平均は163.7万円で、昨年調査から1.0万円増加している。

 同調査結果は

https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20231025_marriage_01.pdf