ソニー生命が発表した「シニアの生活意識調査」結果によると、全国のシニア(50歳~79歳)の男女1000名(全回答者)の現在の楽しみ(複数回答)は、1位「旅行」(39.9%)、2位「テレビ/ドラマ」(38.4%)、3位「グルメ」(27.1%)、4位「映画」(25.6%)、5位「読書」(23.3%)となった。現在の楽しみを“旅行”と回答したシニア(399 名)の旅行に対する1ヵ月の出費の平均額は2.9万円だった。
孫がいるシニア(314 名)が、この1年間で孫のために遣ったお金の使い道(複数回答)は、1位「おこづかい・お年玉・お祝い金」(66.2%)、2位「一緒に外食」(49.7%)、3位「衣類などファッション用品」(33.4%)、4位「おもちゃ・ゲーム」(32.8%)、5位「本・絵本」(23.9%)。この1年間で、孫のために使った金額は、「5万円~10 万円未満」(27.5%)に回答が集まり、平均額は10万8134円だった。
配偶者がいるシニア(682名)が、老後も配偶者と一緒に暮らしたいと思うかでは、「非常にそう思う」が 49.6%、「どちらかといえばそう思う」が 36.1%で、合計した『そう思う(計)』は 85.6%、「全くそう思わない」4.7%、「どちらかといえばそう思わない」9.7%を合計した『そう思わない(計)』は14.4%となった。シニアの大多数が、これから先の人生を、配偶者とともに過ごしていきたいと希望していることが分かった。
男女別にみると、『そう思う(計)』の回答割合は、男性87.9%、女性83.0%と、女性のほうが4.9ポイント低くなった。生まれ変わっても今の相手(配偶者)と結婚したいと思うかでは、『そう思う(計)』は64.8%。男女別にみると、『そう思う(計)』は、男性72.5%、女性56.0%と、16.5ポイントの差がみられ、男性シニアと女性シニアで、配偶者に対する意識に大きなギャップがあることが見て取れる結果となった。
好きな芸能人(自由回答)は、1位「綾瀬はるか」、2位「明石家さんま」、3位「木村拓哉」。男女別にみると、男性回答では1位「明石家さんま」、2位「綾瀬はるか」、3位「加山雄三」、女性回答では1位「木村拓哉」、2位「天海祐希」、「福山雅治」と、上位の顔ぶれが男女で異なる結果となった。また、今年、心に響いた歌(自由回答)は、1位「愛の花(あいみょん)」、2位「アイドル(YOASOBI)」、3位「糸(中島みゆき)」となった。
同調査結果は
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2023/files/230907_newsletter.pdf