2月の「生活自由度」は63.4点の前月並みの高水準

 博報堂生活総研は、新型コロナウイルス感染症流行の昨今の生活者意識や行動について、首都圏・名古屋圏・阪神圏の20~69歳の男女1500名を対象に「新型コロナウイルスに関する生活者調査」を実施。調査結果によると、感染拡大以前の普段の状態を100点とすると、現在の「生活自由度」が何点くらいかを聞いたところ、2月は63.4点で、先月から0.3ポイント減ながら過去最高値の前月並みとなった。前年同月比では6.0ポイントの増加。

 新型コロナの全国の新規感染者数は、1月初旬には1週間平均で1日あたり18万人台まで増加した後減少に転じ、1月21日には10万人を、2月1日には5万人を切るところまで減少。一方死者数は、1月中旬までは1週間平均で1日あたり400人台が続くなど高止まりしていたが、その後減少し、2月2日時点では300人を切った。政府が、感染症法上の位置づけを5月から季節性インフルエンザ並みに緩和を決定した中での調査だ。

 【不安度】は、前月と比べて大きな増減はみられない。前月比較では、「行政の対応」(72.3%、3.6ポイント増)が増加で、「海外の情勢」(69.4%、2.8ポイント減)が減少でそれぞれ目立つ程度。前年同月比較では、「人づきあいの変化」(38.0%、5.7ポイント減)、「自分や家族の健康」(62.1%、5.2ポイント減)などの減少が目立つ。【行動の抑制度】も前月と比べて大きな変化はみられない。

 前月比較では、「不要不急の買い物」(46.9%、3.4ポイント減)、「不要不急の外出」(50.6%、3.2ポイント減)の減少が目立つ程度となっている。前年同月比較では、「不要不急の外出」(50.6%、29.0ポイント減)、「交友・交際」(51.1%、27.4ポイント減)のほか、ほとんどの項目で約20ポイント以上減少している。【行動の実施度】でも、前月と比べて大きな変化はみられない。

 前月比較での増加は、「キャッシュレスでの支払い」(60.8%、3.2ポイント減)、「テレワーク(有職者ベース)」(24.7%、3.0ポイント減)が減少で目立つ程度。前年同月比較では、「家の中でできる娯楽」(50.2%、19.1ポイント減)などが減少。また、収束後に取り組むと思う行動[予想]では、[実態]より[予想]が高いのが、「投資や資産運用」(+10.0ポイント)、「SNSの閲覧・投稿」(+8.9ポイント)などだった。

 同調査結果は

https://seikatsusoken.jp/wp/wp-content/uploads/2023/02/corona-release2302.pdf