明治安田生命が、今春社会人となる学生(新入社員)1100人と現役社会人880人を対象に実施した「理想の上司に関するアンケート調査」結果によると、理想の上司総合ランキングの男性は、1位はバラエティ番組でMCを務め、多くの後輩芸人から慕われていることが伝わる「内村光良」が、“親しみやすい”“優しい”といったイメージは不動で、理想の上司として7年連続堂々の1位になった。(敬称略、以下同)
2位には報道番組のキャスターなどで活躍する「櫻井翔」が“知的・スマート”“頼もしい”といったイメージで3年連続の2位に、3位には、フリーアナウンサーや大学の研究所員など様々な分野で活躍する「桝太一」が、“知性的・スマート”“頼もしい”といったイメージでランクイン。以下、サッカーの「長谷部誠」、芸人の「設楽統」、元大リーガーの「イチロー」、俳優の「ムロツヨシ」と続いた。
一方、理想の上司総合ランキングの女性は、トップ10では5人が入れ替わるなど大変動したが、1位は7年連続で「水卜麻美」。朝の情報番組でメインキャスターを務め、その毎朝見せる飾らない笑顔や明るいキャラクターで、多くの人から“親しみやすい”といったイメージで支持を得て、理想の上司として不動の人気となった。2位は7年連続で女優の「天海祐希」。“頼もしい”“姉御(肌)”といった イメージで多くの人から支持を得た。
3位は「アンミカ」が、出演する多数のバラエティ番組で、いつも明るく場を盛り上げ、“明るい”“おもしろい”といったイメージで初のランクイン。以下、アナウンサーの「有働由美子」、女優の「新垣結衣」、タレントの「いとうあさこ」と続き、6位に、ドラマでみせた自衛隊教官の姿が理想の上司像を連想させたか、女優の「白石麻衣」が、“落ち着きのある”“明るい”といったイメージで初ランクインした。
なお、上司との関係性の調査では、上司との業務外でのコミュニケーションを「必要」とした新入社員は約5割(48.7%)で、「必要」とした理由は、「距離が縮まり仕事が円滑になる」(74.6%)が最も多く、次いで「業務中には聞けない仕事のヒントやアイデアが聞ける」(49.6%)。一方、20~30代の現役社会人と比較すると、上司との業務外のコミュニケーションを「必要」とした人は3割(33.4%)で、新入社員よりも低い結果になった。
また、新入社員が働くうえで望むことは、「ワークライフバランスを重視したい」(59.7%)の回答が最も多く、次いで「お金を稼ぎたい」(59.0%)。一方で、「出世したい」という回答は、15.4%と2割に満たなかった。新入社員の理想の年収は「1118万円」との結果に。20~50代の社会人にも理想の年収を聞いたところ、「1032万円」となったが、同調査対象者の現実の平均年収「596万円」で大きなギャップがあった。
同調査結果は
https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2022/pdf/20230206_01.pdf