飲食店では「キャッシュレス派」が7割強に大幅増加

 ホットペッパーグルメ外食総研が首都圏・関西圏・東海圏の20~69歳の男女を対象に実施した「飲食店でのキャッシュレス決済の利用実態等調査」結果(有効回答数9731人)によると、現金以外での支払いが可能な飲食店における支払い実態は、「ほぼ毎回、現金以外の支払い方法を利用している」+「現金以外の支払い方法の利用が多いが、時々現金で支払うこともある」の「キャッシュレス派」が計71.5%と7割強を占めた。

 「キャッシュレス派」は2019年調査時の計52.9%から大幅に増加している。一方、「滅多に現金以外の支払い方法を利用しないが、時々ある」+「現金以外では支払いしない」の「現金派」が計28.5%だった。性年代別では、「キャッシュレス派」は60代女性で最も割合が高く(計74.9%)、次いで30代女性の割合が高かった(計74.6%)。逆に、20代女性は最も「現金派」の割合が高かった(計32.0%)。

 現金以外での支払いが可能な飲食店で、これまでに利用したことのある支払い方法(複数回答)は、「クレジットカード」が2019年と同様に1位で79.7%だが、伸び率は鈍化。次いで2位は「QRコード・バーコード決済」が2019年の10.0%から急増して58.4%、3位は「交通系電子マネー」で38.6%という結果だった。一方、「現金しか利用しない・したことはない/現金しか利用できない」は2019年の16.3%から減少して9.5%だった。

 現在主に利用している支払い方法では、これまでに経験した支払い方法と同様に1位は「クレジットカード」で49.6%、2位は2019年から大幅に増加して「QRコード・バーコード決済」で27.0%、3位は「交通系以外の電子マネー」で4.3%だが、3位以下は利用率がかなり低い結果だった。性年代別では、男女とも「クレジットカード」の割合が最も高いのは60代で、「QRコード・バーコード決済」の割合が最も高いのは20代だった。

 今後飲食店での現金以外の支払い方法の利用意向は、「積極的に利用したい」+「まあ利用してもよい」が計88.3%と、「あまり利用したくない」+「まったく利用したくない」の計11.7%よりも圧倒的に優勢という結果となった。性年代別では、30代女性(計90.8%)と20代女性(計90.0%)でキャッシュレス決済の利用意向が9割を超えて高くなっている。逆に現金派が最も多かったのは50代男性(計13.2%)だった。

 キャッシュレス決済に対する考え方(複数回答)は、ポジティブな理由の1位が「キャッシュレスにはポイントやキャンペーンなどの特典がある」で55.7%、2位は「キャッシュレスのほうが財布がスッキリする、身軽になる」で48.5%、3位は「キャッシュレスだと支払いが早く済む」で44.5%。一方、ネガティブな理由の1位は「通信障害や停電等の非常時には使えなくなるリスクがある」で15.8%だった。

 同調査結果は

https://www.hotpepper.jp/ggs/research/article/column/20230126