経済産業省はこのほど、デジタル化は必要だと思うけれど、どこから手を付ければよいかわからない、どう進めればよいかわからない、といった中小企業の悩みにワンストップで対応するポータルサイト『みらデジ』をオープンしたことを明らかにした。まずは、スマホやPCから質問に回答するだけの「みらデジ経営チェック」で、自社のデジタル化の進捗度を確認することを勧めている。
「みらデジ経営チェック」では、スマホやPCから5つの質問に回答するだけで、同地域・同業種の事業者と比較した自社のデジタル化の進捗度などを瞬時に確認できる。特別なアプリのダウンロードは不要で、誰でも、無料で利用できる。「みらデジ経営チェック」で弱みや課題を確認できたら、課題解決に向けて、専門家による無料オンライン相談「みらデジリモート相談」も受けられる。
さらに、『みらデジ』に掲載された各種支援策情報を参照したりしつつ、具体的なデジタル化に取り組んでみよう。『みらデジ』会員登録をすれば、「みらデジ経営チェック」の結果や、「みらデジリモート相談」で受けたアドバイス内容、各種支援機関から受けた支援内容などをマイページに保存できるようになり、より一体的できめ細かい支援を受けつつ、デジタル化を通じた課題解決を目指せるようになる。
経営課題解決のために、STEP1は、自社の経営課題やデジタル化への取組状況を「みらい経営チェック」で確認する。チェック後、利用者登録を行うことで「マイページ」が作成され、チェック結果が保存できる。STEP2は、「みらデジ経営チェック」の結果を基に、各種支援機関の担当者や、「みらデジリモート相談」の専門家から、デジタル化の取組みに向けたアドバイスや、補助金などの施策、ITツール機能の紹介がされる。
最後のSTEP3では、専門家からのアドバイスを基に、経営課題解決に向けて取り組んでいく。「みらデジリモート相談」の「みらデジ事務局」の専門家は、引き続きサポートを行う。以上の3つのステップを経たゴールが経営課題解決となる。課題が解決された後の状況を、「みらデジ経営チェック」でもう一度チェックしてみることもできる。もし新しい課題が発見されれば、再び相談することになる。
『みらデジ』は↓