エン・ジャパンが、運営する正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で実施した「女性600人に聞いた『仕事選び』意識調査」結果(有効回答数697人)によると、仕事を選ぶ際に最も重視していることは、第1位は「仕事内容」が32%で最も多く、次いで「勤務地」(19%)、「給与」(14%)が続いた。そのほか、「勤務時間・曜日」(12%)、「職場の雰囲気」(8%)などが挙げられた。
仕事を選ぶ際に最も重視していることを年代別でみると、20代は他の年代に比べ「職場の雰囲気」(20代:16%、30代:10%、40代:5%)、30代は「勤務時間・曜日」(20代:9%、30代:18%、40代:12%)、40代は「仕事内容」(20代:27%、30代:27%、40代:33%)、「勤務地」(20代16%、30代:16%、40代:20%)を、それぞれ重視していることがうかがえる。
転職経験がある女性(88%)が、仕事に就くために大事だと思うこと(複数回答)は、最多は「希望・優先順位を明確にする」(53%)。「転職活動は現状から大きく環境を変えようとするため、膨大なエネルギーを消費するもの。まずは自分にとって何が1番必要か、何がしたいのかを考えることに時間をかけることが大事」(28歳)、「仕事を通して何を得たいかが分からないと、応募する求人を選べないから」(33歳)といった声が寄せられた。
次いで多かった回答は「情報をたくさん収集する」(47%)。「気になる仕事を見つけてもすぐに応募せず、どういう会社か、どういう仕事をするのか事前に調べておくことが転職成功につながる」(29歳)、「なるべくミスマッチが起こらないようにしたいから」(41歳)といったコメントが見受けられた。以下、「視野を広げて仕事を探す」(42%)、「気になる仕事を見つけたらすぐ応募する」(42%)などの回答があった。
他方、転職経験がない女性(12%)が、初めて転職するにあたって不安なこと(複数回答)では、半数以上が回答したのは「自分の適職がわからない」(55%)、「面接」(52%)だった。以下、「自分の強みが分からない」(47%)、「応募書類の作成」(47%)などが挙げられた。その他では、「結婚しているため妊娠出産子育てを考慮されてしまう可能性があること」や「新型コロナの求人への影響」といったコメントが寄せられている。
同調査結果は↓