年末年始に行きたい旅、国内「沖縄」、海外「ハワイ」

 年末年始は、12月27日(金)が仕事納めの場合、12月28日(土)から1月5日(日)までの9連休をとりやすい日並びとなっている。JTBがこのほど発表した「この年末年始に行きたい旅先に関する調査」結果(有効回答数1882人)によると、年末年始に1泊以上で出かける予定は、予定が「ある」(37%)と「ない」(37%)はほぼ同数という結果となった。「決めていない」が26%だった。

 国内旅行で訪れてみたい都道府県では、1位が「沖縄県」、2位が「北海道」。続いて、「東京都」、「京都府」と人気の観光地がランクインした。その都道府県を訪れたい理由では、1位の沖縄県は41%が「絶景スポット」を挙げている。本島はもちろん、離島もそれぞれに個性があり、絶景スポットが豊富な沖縄で年末年始を過ごしたい人が多いようだ。自由回答欄には「暖かいから」というコメントが目立った。

  2位の北海道では38%が「温泉」、次いで「食」、「雪見スポット、スキー、スノーボード」を理由に挙げている。沖縄とはがらりと変わり、寒い北海道ならではの楽しみ方への期待が多いようだ。3位の東京都では「買い出し、初売り」、「テーマパーク」、「イベント」、「初詣」など理由が分かれた。同3位の京都府では「初詣」、「ご利益スポット、パワースポット」の年末年始らしい項目で64%が理由に挙げている。

 一方、海外旅行では毎年人気の「ハワイ」が堂々の1位。続いて「台湾」、「オーストラリア」、「グアム・サイパン」と日本より暖かそうなエリアが人気。その国・地域を訪れたい理由では、1位のハワイは「ビーチ」が41%、次いで「自然」、「街歩き」、「買い物」という回答が続く。暖かいビーチでのんびり新年を迎えることができ、アクティビティや買い物など旅行で体験したいことが一度に叶うことがハワイの大きな魅力となっている。

 2位以降の人気方面に訪れたい理由では、2位の台湾では「食」が58%、3位のオーストラリアでは「自然」が52%、4位のグアム・サイパンでは「ビーチ」が64%、5位の北欧では「自然」が58%との回答となった。旅の目的によって、旅行先が大きく分かれる結果となっている。

 同調査結果は↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000528.000031978.html