11月22日は「いい夫婦の日」だが、楽天インサイトが全国の20代から60代の男女1000人を対象に実施した「結婚に関する調査」結果によると、既婚者(650人)の現在の夫婦関係の満足度は、全体では63.5%と6割強の人が「満足している」(「大変満足している」19.5%、「満足している」44.0%)と回答した。ただし、性別でみると、男性が73.9%、女性は53.4%となり男女間で20ポイント以上の差がみられる。
性年代別では、男性30代(77.8%)と男性50代(77.5%)において、約8割が夫婦関係に満足している。一方、女性40代(49.4%)と女性60代(47.3%)では、夫婦関係に満足しているとの回答者が5割を下回る。また、未婚者が結婚したい、又は結婚したかった年齢は、全体の平均は32歳という結果だった。性別でみると、男性は「31~35歳」(24.4%)、女性は「26~30歳」(41.4%)と回答した人が最も多かった。
結婚していない理由(複数回答)は、全体では「結婚したいと思う相手がいないから」(38.2%)が最も多く、次いで「特に理由はない/答えたくない」(25.3%)、「自分ひとりの時間が減るから」(23.6%)、「経済的に十分な生活ができるか不安だから」(21.5%)。結婚相手に求める条件(複数回答)は、「一緒にいて気が楽」(62.4%)、「思いやり/優しさがある」(61.9%)、「一緒にいて楽しい」(48.8%)が上位3つとなった。
夫婦間での家事の分担についての現実と理想は、現実は「妻のほうが多く負担する」(78.0%)が多かった一方で、理想では「均等にそれぞれが担当する」(49.4%)が多く、理想と現実のギャップがみられた。同様に、子育ての分担の現実と理想は、現実は「妻のほうが多く負担する」(65.2%)が多かった一方で、理想では「均等にそれぞれが担当する」(50.8%)が多く、こちらでも理想と現実のギャップがはっきりと出る結果となった。
夫婦円満のために現在行っていること(複数回答)については、「できるだけ一緒に食事をする」(43.8%)が最も多く、次いで「相手を思いやる」(43.7%)、「必ず一日に一度は会話をする」(43.4%)が上位3つ。一方で、夫婦円満のために今後努力したいこと(複数回答)は、「相手を思いやる」(31.7%)が最も多く、次いで「相手に感謝の言葉を述べる」(29.8%)、「相手の話をよく聞く」(27.2%)が続いた。
同調査結果は↓
https://insight.rakuten.co.jp/report/20191118/?scid=wi_marriage_191118_top