8割の企業が中途採用で長期休暇に関する情報を提供

 リクルートキャリアが、中途採用を実施する企業の人事担当者を対象に実施したアンケート調査結果(有効回答数830人)によると、中途採用の募集・選考段階において、何らかの長期休暇に関する情報を「提供している」企業は82.7%となった。情報提供の有無による中途内定者の充足状況は、情報提供をして「いる」企業は「計画通り/計画を上回る」割合が61.1%に対し、「いない」企業は43.1%と18.0ポイントの大きな差があった。

 長期休暇に関して提供している情報(複数回答)について、最も多くの企業が提供している情報は、夏季休暇・特別休暇などの「休暇の種類」(67.2%)となった。中途内定者の充足状況ごとに提供している情報をみたところ、最も差があったのは「会社の長期休暇の取得風土」だった。「計画通り/計画を上回る」企業は41.6%、「計画を下回る」企業は28.4%と、13.2ポイントの開きがある。

 次に差があったのは「会社の長期休暇の取得実績」で、11.6ポイント差(「計画通り/計画を上回る」46.6%、「計画を下回る」35.0%)となり、こちらも10ポイント以上の開きがあった。また、割合は多くないものの、「募集部署での長期休暇の取得実績」や「募集部署の社員による取得体験談」といった募集部署に関するリアルな情報も、7ポイント以上の差があった。

 自社での長期休暇の平均取得実績については、「3~5日間」の回答が、長期休暇に関する情報提供をして「いる」(41.0%)・「いない」(42.4%)企業ともに4割ずつを占め、最多の回答だった。しかし、2番目に割合が多い取得日数には違いがあり、情報提供をしている企業は「6~9日間」(32.8%)、情報提供をしていない企業は「3日未満」(33.3%)となった。情報提供をしていない企業のほうが、取得日数が少ない傾向がみてとれる。

 一方で、情報を提供していない企業のうち24.3%は「6~9日間」(17.4%)、「10日間以上」(6.9%)であり、情報提供をするか否かは取得期間の長さによらない結果となっている。

 同調査結果は↓

https://www.recruitcareer.co.jp/news/20190716.pdf