JTBがこのほど発表した「今年の夏行きたい旅先についてのランキング調査」結果(有効回答数1570人)によると、国内旅行で訪れてみたい方面で人気だったのは、1位「北海道」、2位「沖縄県」、3位「長野県」だった 。その都道府県を訪れたい理由では、「北海道」は約30%が「温泉」と回答。次いで、「山」、「世界遺産」との回答が多く、北海道の雄大な自然を満喫したいという人が多いようだ。
「北海道」では、そのほかには北海道ならではの「食を楽しみたい」という回答も多くみられた。2位の「沖縄県」は、約9 0%が「海」と回答。3位の「長野県」では、約65%が「山」と回答し、次いで「温泉」という回答が多くみられた。今年の夏休みは、自然を満喫し、暑い夏も温泉にゆっくりと浸かってリフレッシュしたいと考える人が多いようだ。4位は「京都府」、5位は「東京都」がランクイン。
海外旅行では、毎年人気の「ハワイ」が1位。訪れたい理由では、約65%が「ビーチ」、次いで「自然」、「食」と回答。街中に新店が次々にオープンするなど、日々変化をするハワイだが、海や自然など「以前と変わらないハワイ」を求めている。2位「北欧」、3位「スイス」では、それぞれ約85%が「自然」と回答し、北欧のフィヨルドや、スイスでのハイキングなど、夏のヨーロッパならではの自然を楽しみたいという人が多い。
今年の夏行きたい「祭りランキング」では、約45%が「行きたい」と回答して1位にランクインしたのは「青森ねぶた」。歌舞伎や武者絵をモチーフにした巨大ねぶたが、約3.1キロメートルを運行する様は迫力満点だ。2位は夏の京を彩る「京都祇園祭」。7月1日から31日の1ヵ月間に渡る祇園祭で、京都の街は活気にあふれる。3位は「仙台七夕まつり」、 4位は「越中八尾おわら風の盆」、5位は「京都五山送り火」がランクインした。
また、今年の夏行きたい「花火ランキング」では、1位は「長岡まつり大花火大会」。正三尺玉など、他ではなかなか見られない大型花火が魅力。2位は、花火師たちが腕を競い合う花火の競技大会「大曲の花火」。3位には、打上げ数、規模ともに全国屈指を誇る「諏訪湖祭湖上花火大会」のほか、4位「びわ湖大花火大会」、5位「熱海海上花火大会」と、湖上・海上花火がそれぞれランクインした。
同調査結果は↓
https://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00239&news_no=276