総務省が昨年12月31日に発表した人口推計によると、2019年1月1日時点で20歳の新成人(昨年1年間(2019年1月~12月)に、新たに成人に達した人口)は125万人で、前年と比べると2万人増加となっている。男女別にみると、男性は64万人、女性は61万人で、男性が女性より3万人多く、女性100人に対する男性の数(人口性比)は105.5となっている。
新成人人口について、この推計を開始した1968年(昭和43年)からの推移をみると、第1次ベビーブーム(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年))世代の1949年生まれの人が成人に達した1970年(昭和45年)が246万人(総人口に占める割合は2.40%)で最も多くなった後、減少に転じ、(1978年(昭和53年)には152万人となった。その後,昭和50年(1975年)代後半から再び増加傾向が続いた。
第2次ベビーブーム(1971年(昭和46年)~1974年(昭和49年))世代の人が成人に達した時に200万人台(最多は1994年(平成6年)207万人)となった後、1995年(平成7年)に再び減少に転じて以降は減少傾向を続けている。2019年の新成人人口は125 万人、総人口に占める割合は0.99%で、前年と比べ2万人増、0.02 ポイント上昇と、ともに2年ぶりの増加・上昇となった。総人口に占める割合は9年連続で1%を下回っている。
また、2019年1月1日現在における「亥(い)年生まれ」の人口は1055万人で、総人口1億2632万人(男性6146万人、女性6486万人)に占める割合は8.4%。男女別では、男性は512万人、女性は543万人で、女性が男性より31万人多い。総人口を十二支別にみると、「丑(うし)年生まれ」が1087万人で最も多く、「子(ね)年」(1071万人)、「羊(ひつじ)年」(1066万人)などと続いており、亥年生まれは7番目となっている。
亥年生まれの人口を出生年別にみると、1947(昭和22年)生まれ(2019年に72歳になる人)が206万人と最も多く、次いで1971年(昭和46年)生まれ(同48歳になる人)が196万人、1959年(昭和34年)生まれ(同60歳になる人)が152万人などとなっている。最も若い2007年(平成19年)生まれ(同12歳になる人)は108万人で、第1次ベビーブーム(1947年~49年)世代である1947年生まれの約半数となっている。
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http://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/pdf/topics114.pdf ;