2018年の女性の平均年収は348万円~doda調査

 パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」が発表した「平均年収ランキング2018」によると、2018年の女性の平均年収は348万円となった。同ランキングは、今年8月までの1年間にdodaエージェントサービスに登録した約36万人のデータから、正社員として働く20歳~65歳までのビジネスパーソンの平均年収を元に、女性の平均年収を職種別、年代・年齢別、都道府県・エリア別にまとめたもの。

 2018年の女性の平均年収ランキングは、1位「業務改革コンサルタント(BPR)」642万円、2位「弁護士」632万円、3位「アナリスト(金融系専門職)」603万円。ランキング上位20位のうち、最多ランクインした職種は、「コンサルタント・専門事務所・監査法人専門職」(7職種)。年齢にかかわらず、実績が評価されるコンサルタント系職種や、国家資格が必要で高度な専門知識が求められる士業は、男女ともに平均年収は高い傾向にある。

 また、女性と男性でランキングの順位の差が大きかった職種は、「リサーチ・市場調査」(女性16位:489万円・男性44位:536万円)、「薬剤師」(女性22位:464万円・男性40位:541万円)、「データアナリスト・データサイエンティスト」(女性24位:463万円・男性49位:526万円)、「広報・IR」(女性29位:442万円・男性50位:525万円)で、企画・管理系職種に多く見られた。

 女性の20代の平均年収は319万円、30代382万円、40代413万円、50代以上442万円。年代別の年収分布では、20代300万円未満、30代、40代、50代以上は300万円~400万円未満の層の割合が最も高い。また、女性の北海道・東北エリアの平均年収は312万円、関東エリア368万円、東海エリア326万円、北信越エリア308万円、関西エリア326万円、中国・四国エリア313万円、九州・沖縄エリア308万円となった。

 「平均年収ランキング2018」の詳細は↓
https://doda.jp/woman/guide/heikin/