ソニー生命が全国のシニア(50~79歳)の男女を対象に「シニアの生活意識調査」結果(有効回答数1000人)によると、現在の楽しみ(複数回答)は、1位「旅行」(47.9%)、2位「テレビ/ドラマ」(34.3%)、3位「グルメ」(30.5%)となった。男女別にみると、「テレビ/ドラマ」(男性26.2%、女性42.4%)や「グルメ」(同24.2%、36.8%)、「健康」(同18.4%、32.2%)などにおいて、女性のほうが高くなった。
配偶者がいるシニア(751名)の夫・妻への思い(複数回答)について、男性は、1位「料理が上手」(39.4%)、2位「明るい」(35.8%)、3位「実年齢より若く見える」(33.7%)。妻に胃袋をがっちりとつかまれている男性シニアが多いようだ。次に、女性は、1位は「やさしい」(40.8%)、2位「健康・体力がある」(33.9%)、3位「実年齢より若く見える」(29.7%)となった。やさしい夫が自慢というシニア女性は多いのではないだろうか。
孫がいるシニア(337名)が、この1年間で、孫のためにお金を使ったこと(複数回答)については、1位「お小遣い・お年玉・お祝い金」(75.1%)、2位「一緒に外食」(53.1%)、3位「おもちゃ・ゲーム」(41.2%)だった。この1年間で、孫のための出費があったシニア(312名)が孫のために使った金額は、「5万円~10万円未満」(21.8%)が最多回答となり、平均金額は12万8269円となった。
全回答者に、65歳以降に、仕事をしたいか、したくないか聞いたところ、「仕事をしたい」は31.4%、「仕事はしたくない」は44.7%、「わからない」は23.9%となり、シニアの3人に1人が就労意向を持っている結果となった。次に、今後の学び直しについては、「学び直しをしたい」は33.1%、「学び直しはしたくない」は41.1%、「わからない」は25.8%となり、シニアの3人に1人に学び直し意向があることが明らかになった。
学び直し意向があるシニア(331名)が、今後、学習していきたいこと(複数回答)は、1位「語学」(53.2%)、2位「歴史」(36.0%)、3位「パソコン・インターネット」(30.5%)、4位「音楽」(27.5%)、5位「健康」(20.2%)。学び直しをしたいと思った理由(同)は、1位「教養を高めたいから」(57.4%)、2位「趣味を深めたいから」(52.3%)、3位「自分に自信をつけたいから」(24.5%)がシニアの学び直し意欲の源泉になっているようだ。
同調査結果は↓
https://www.sonylife.co.jp/company/news/30/files/181114_newsletter.pdf