第50回社労士試験は、8月26日に全国19都道府県の会場で実施したが、受験申込者数4万9582人(うち科目免除者1126人、対前年比0.6%減)のうち、77.5%に当たる3万8427人(同982人、同0.7%減)が受験し、2413人(同90人、同7.7%減)が合格したことが、厚生労働省がこのほど発表した第50回社会保険労務士試験結果で分かった。合格率は前年(6.8%)から0.5ポイント減少の6.3%だった。
合格者2413人を年齢階層別割合でみると、「40歳代」が32.8%を占めて最も多く、次いで「30歳代」29.5%、「50歳代」19.2%、「60歳代」9.3%、「20歳代以下」9.2%。最年少者は20歳、最高齢者は84歳だった。職業別割合では、「会社員」が57.4%と6割近くを占め、次いで「無職」13.6%、「公務員」6.2%などとなっている。また、合格者の男女別割合は、男性が65.1%と6割半ばを占め、女性が34.9%だった。
社会保険労務士は、労働・社会保険に関する専門家で、労働社会保険諸法令に基づく申請書類などの作成や労務管理、社会保険に関する相談・指導などを行う。合格者は、労働社会保険諸法令の事務に2年以上従事、または厚労相が指定した講習を修了後に、全国社会保険労務士会連合会に備える社労士名簿に登録することで、社労士となることができる。社労士登録者数は2017年11月30日現在で4万807人を数える。
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https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183106_00001.html