エン・ジャパンが運営するアルバイト情報サイト「エンバイト」がサイト利用者を対象に実施した「アルバイトの仕事内容に関するアンケート調査」結果(有効回答数3381人)によると、「アルバイト選びにおいて仕事内容は重視するか?」と尋ねたところ、97%が「重視する」(「最も重視する」38%、「重視する条件の一つ」59%)と回答した。「特に重視していない」との回答は3%に過ぎなかった。
アルバイト選びにおいて仕事内容を「重視する」とした回答者が、アルバイトの仕事内容を選ぶ上で、最も重視する基準については、「仕事内容と給与とのバランスが合っている」が36%で最多だった。以下、「過去に似たようなアルバイトの経験がある」(13%)、「簡単さ」(11%)、「スキルが身に付く」(11%)、「もくもくと一人で働く」(7%)、「体力的な楽さ(座り作業など)」(7%)、「人と接する」(7%)などが続いた。
「給与とのバランスが合っている」とした回答理由(自由回答)では、「給料のいいバイトほど責任感があって、程よいプレッシャーを感じてバイトに臨めるから」(22歳女性)、「給与が良ければモチベーションもあがる。アンバランスだと、なぜ働いているのか分からなくなり、結局辞めてしまうから」(25歳女性)、「給与とのバランスが合っていないと、楽しくても続かないから」(34歳男性)という声が挙がった。
アルバイト選びにおいて仕事内容を「最も重視する」、「重視する条件の一つ」とした回答者のその具体的な理由は、約5割が「長く続けたいから」(50%)、「モチベーションにつながるから」(49%)と回答。次いで、「いろいろな経験がしたいから」(35%)、「やりがいを感じたいから」(34%)、「スキルを身につけたいから」(19%)、「スキルに自信がないから」(19%)などが続いた。
また、仕事内容が分からなかったために、応募や就業をやめた経験の有無は、44%が「ある」と回答。その理由(自由回答)としては、「具体的な業務内容の記載がなく、自分が働いているビジョンが湧かなかったから」(24歳女性)、「仕事内容の記載事項に“等”と多く書いてあり、不安になった」(25歳男性)、「ただ“事務”と書いてあったが、あまりスキルを持っていないので、応募はやめておいた」(30歳女性)という声が寄せられた。