マイナポイント第2弾、確定申告での申請もOK

 最大2万円分のポイントが付与される「マイナポイント第2弾」に注目が集まるなか、デジタル庁はこのほど、ホームページの「よくある質問」の「所得税の確定申告における登録について」を更新した。マイナポイント第2弾でもらえるポイントについてより詳細な情報を盛り込んだ。更新されたのは2項目。まず、「確定申告にて公金受取口座を申請した場合でもマイナポイントを受け取ることができるか」というもの。

 この質問に対しては、マイナポイント第2弾(公金受取口座登録)は、マイナンバーカードの利用を前提とした制度であり、公金受取口座の登録手続きを行いマイナポイントアプリからマイナンバーカードを利用して申込みするとマイナポイントが付与されると回答。マイナポイントを希望する場合は、マイナポータル又はマイナンバーカード方式(e-Tax)による確定申告で公金受取口座の登録(申請)手続きを行う。

 上記のマイナポイントの付与は、マイナンバーカードを2023年2月末までに申込みをした人が対象となる。なお、マイナポイントの申込み期限は9月末まで。マイナンバーカード方式(e-Tax)以外の方法による確定申告で公金受取口座の登録申請手続きを行った場合も、申請期限までにマイナポータルから登録状況の確認又は再登録を行うことでマイナポイントが付与される。

 次に更新された項目は、「確定申告書を書面で提出する際に公金受取口座の登録を申請したいのだが、マイナポイントを受け取ることはできるか」というもの。この質問に対しては、「書面による確定申告で公金受取口座の登録申請手続きを行った場合でも申請期限までにマイナポータルから登録状況の確認又は再登録を行うことでマイナポイントが付与される」と回答している。

 マイナポイント第2弾は、マイナンバーカードを取得し、「健康保険証」や「公金受取口座」の登録を行うと、最大で2万円分のポイントがもらえるという政府のデジタル化推進施策。すでに第1弾でポイントをもらった人も、まだもらっていない人も、全ての人がマイナポイント第2弾の対象となる。マイナポイントの申込み期限は2023年9月末。申込みには2023年2月末までに申請したマイナンバーカードが必要になる。

この件は

https://www.digital.go.jp/policies/account_registration_faq_03/