最も長く続けたバイト継続期間、55%が「3年以上」

 エン・ジャパンが、同社が運営する求人サイト「エンバイト」上でサイト利用者を対象に実施した「アルバイトの継続期間に関する調査」結果(有効回答数304人)によると、過去に最も長く続けたアルバイト・パートについての継続期間は、55%が「3年以上」と回答した。次いで、27%が「1年~3年未満」と回答しており、多くがアルバイト・パートを1年以上続けた経験があることが分かった。

 過去に最も長く続けたアルバイト・パートの継続期間が「1年~3年未満」、「3年以上」との回答者が、その仕事が長く続いた理由(複数回答)は、トップが「職場の人間関係がいいから」(39%)、次いで、「勤務地がいいから」(33%)、「シフトの融通が利きやすいから」「好きな仕事だから」(それぞれ32%)が続いた。人間関係や仕事へのポジティブな感情とともに、通勤のしやすさなど負担なく継続できることが大切とみられる。

 回答者が1つの仕事を長く続けて良かったことでは、「長く続けているため、周りの人から頼られる存在になれたことや、職場の人とプライベートでも仲良くできるようになったこと」(22歳/女性)、「後輩ができ、仕事を教える経験を積むことができたこと」(25歳/男性)、「仕事において、専門的なスキルが身についたこと」(27歳/女性)、「任される仕事が増えて、やりがいに繋がったこと」(44歳/女性)などが挙げられた。

 また、1つの仕事を長く続ける上で工夫していることでは、「お客様にも同僚にも、気持ちの良い挨拶を心掛けること」(18歳/男性)、「信頼してもらえるよう、常に真摯に行動すること」(21歳/女性)、「人間関係を大切にすること」(25歳/男性)、「初心を忘れず、何事も楽しみながらやること」(27歳/女性)、「できることは率先して行なうこと。また、仕事にやりがいや楽しさを見出すこと」(38歳/女性)などの声が寄せられている。

 過去に最も長く続けたアルバイト・パートの継続期間について「1年未満」との回答者が、その仕事を辞めた理由(複数回答)については、1位は「人間関係に悩んだ」と「他にやりたい仕事ができた」がともに22%で並んだ。長く続いた理由の1位に「職場の人間関係がいいから」があることとあわせても、職場の人間関係がアルバイト・パートの継続期間に影響することがうかがえる結果となった。

 同調査結果は↓

https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/27535.html