生活意識、【自分は倹約家だと思う】1位は「佐賀県」

 ソニー生命保険が全国の20歳~59歳の男女4700名を対象に実施した「47都道府県別生活意識調査2018-19年版(マネー・旅行編)」結果によると、【自分は倹約家だと思う】では、1位「佐賀県」(62.0%)、2位「新潟県」、「愛知県」、「大阪府」(同率60.0%)となった。同調査は、各都道府県民のお金・旅行等に関する意識について質問を行い、それぞれの内容に「あてはまる」との回答割合の高さ順にランキングを作成したもの。

 【自分は倹約家だと思う】を男女別にみると、男性の1位は「佐賀県」(66.0%)、2位「愛知県」(62.0%)、女性の1位は「大阪府」、「和歌山県」(同率68.0%)、3位「香川県」(66.0%)となった。他方、【自分は浪費家だと思う】では、1位「島根県」(44.0%)、2位「秋田県」(42.0%)、3位「奈良県」(40.0%)。 男女別にみると、男性の1位は「秋田県」(50.0%)、女性の1位は「群馬県」(50.0%)だった。

 1ヵ月のおこづかい額では、平均額1位 は「神奈川県」(4万4050 円)、2位「三重県」(3万6900 円)、3位「東京都」(3万2700 円)。神奈川県が唯一4万円を超え、2位の三重県より7150 円高い金額となった。現在の貯蓄額では、平均額の1位は「東京都」(639.1 万円)、2位「三重県」(533.4 万円)、3位「大阪府」(532.7 万円)となり、主に大都市圏やその周辺の県で、平均額が高い傾向がみられた。

 また、国内旅行経験者(4521 名)に、旅行で行ったことがある都道府県の中で、旅行(滞在期間)の満足度が最も高かった都道府県を聞いたところ、1位「北海道」(21.8%)、2位「沖縄県」(13.2%)、3位「東京都」(9.0%)となった。北海道の満足度が最も高かったとの回答者が、北海道でよかったものは、1位「自然景観」(78.4%)、2位「食事」(72.4%)となった。北海道の雄大な自然や、グルメに満足した人が多いようだ。

 日本各地で味わうことのできるラーメンやカレーライス、そば、うどんといった国民食は、日本人にとって定番のメニューとなっているが、この4つの国民食に対し、好きな順に順位をつけてもらい、1位をつけた人の割合の高さ順に作成したランキングによると、まず、【ラーメン】では、1位は「山形県」(64.0%)、2位「秋田県」(61.0%)となり、トップ10 には東日本の県が多数ランクインした。

 【カレーライス】では、1位「広島県」(39.0%)となり、上位に西日本の県が多くランクインした。【そば】では、1位「神奈川県」(24.0%)となり、信州そばで有名な「長野県」(21.0%)が2位、越前そばが有名な「福井県」(20.0%)とソーキそばで知られる「沖縄県」(20.0%)がともに3位にランクインした。【うどん】では、“うどん県”を自称する「香川県」(36.0%)がダントツの1位となっている。

 同調査結果の詳細は↓

https://www.sonylife.co.jp/company/news/30/files/190221_newsletter.pdf