パーソルキャリアが運営する転職サービス「DODA（デューダ）」が20歳～59歳のビジネスパーソン１万5000人を対象に実施した「仕事に対する満足度調査」結果によると、仕事満足度ランキングの指標の平均点（100点満点中）は、「総合」が62.2点、「仕事内容」64.2点、「給与・待遇」56.5点、「労働時間」66.5点、「職場環境」60.3点となった。５指標中、「労働時間」の満足度が最も高く、「給与・待遇」が最も低くなっている。
全112職種の中で「総合」満足度が最も高かった職種は、１位が「MR（営業職）」（70.6点）、２位が「ビジネスコンサルタント（専門職）」（69.1点）、３位が「管理会計／内部統制（企画・管理職）」（69.0点）。１位の「MR（営業職）」は昨年２位からトップとなり、２年連続で満足度の高い職種となった。「総合」、「職場環境」の満足度も高かったのだが、特に「給与・待遇」の満足度が高く、112職種中で最も高い職種だった。
「仕事内容」に関しても、自身の仕事が人の健康や生活に影響を与えることに対してやりがいを感じるコメントが目立ち、満足度を高める要因になったとみられる。２位の「ビジネスコンサルタント（専門職）」は、どの指標でも112職種中上位５つに入るほどの満足度の高さ。３位の「管理会計／内部統制（企画・管理職）」は、「職場環境」以外の４つの指標で満足度が高く、特に「労働時間」の満足度が全112職種の中で２番目だった。
今回の仕事満足度ランキングは、112職種中上位20職種のうち、企画・管理系職種が７つ、エンジニア系職種が６つ、専門職種が３つ、営業職が２つ、事務・アシスタントが１つ、クリエイティブ職が１つとなった。特定分野の知識や技術に特化したスペシャリスト系の職種が多く、専門的な知識を必要とする職種は、やりたいことを仕事にしており、「仕事内容」に対する希望と現実のギャップが少ないため、高い満足度につながったとみている。
同調査結果は↓
https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2018/20180827_01/