労働者過不足判断DI、正社員・パートとも不足超過

 厚生省がこのほど公表した「労働経済動向8月調査」結果(有効回答数2523事業所)によると、8月1日現在の正社員等労働者過不足判断DI(「不足」-「過剰」)は、調査産業計で43 ポイントと、2011年8月調査から29期連続して不足超過となった。全ての産業で不足超過となったが、特に「情報通信業」(56)、「運輸業、郵便業」(54)、「建設業」(51)で人手不足を感じている事業所の割合が多い。

 また、8月1日現在のパートタイム労働者過不足判断DI(「不足」-「過剰」)をみると、調査産業計で32 ポイントと、2009年11月調査から36期連続して不足超過となった。全ての産業で不足超過となったが、特に「生活関連サービス業、娯楽業」(57)、「サービス業(他に分類されないもの)」(54)、「宿泊業、飲食サービス業」(53)で人手不足を感じている事業所の割合が多い。

 未充足求人がある事業所の割合は調査産業計で56%。産業別にみると、「医療、福祉」(69%)、「サービス業(他に分類されないもの)」(68%)、「宿泊業、飲食サービス業」(67%)、「運輸業、郵便業」(61%)、「生活関連サービス業、娯楽業」(61%)で60%を超えている。欠員率は調査産業計で3.2%。産業別にみると、「サービス業(他に分類されないもの)」(6.7%)、「運輸業、郵便業」(5.5%)、「宿泊業,飲食サービス業」(5.5%)などが高い。

 一方、生産・売上額等判断DI(7~9月期実績見込、「増加」-「減少」)は、調査産業計2ポイント。「建設業」▲2ポイント、「製造業」2ポイント、「卸売業、小売業」4ポイント、「医療、福祉」5ポイント、「サービス業(他に分類されないもの)」▲4ポイント。同10~12 月期見込は、調査産業計7ポイント。「建設業」14 ポイント、「製造業」8ポイント、「卸売業,小売業」9ポイントなどとなった。

 所定外労働時間判断DI(7~9月期実績見込、「増加」-「減少」)は、調査産業計▲1ポイント。「建設業」5ポイント、「製造業」4ポイント、「卸売業、小売業」▲4ポイント、「医療、福祉」▲4ポイント、「サービス業(他に分類されないもの)」▲3ポイント。所定同10~12 月期見込は、調査産業計▲1ポイント。「建設業」20 ポイント、「製造業」4ポイント、「卸売業、小売業」0ポイント、「医療、福祉」▲1ポイントなどとなっている。

 同調査結果の概況は↓
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keizai/1808/dl/roudoukeizaidouko.pdf