8月10日は焼き鳥の日! 人気No.1は「正肉」

 リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が発表した「焼き鳥・鳥料理に関するアンケート調査」結果(有効回答数1万337人)によると、好きな焼き鳥の種類(複数回答)は、「正肉(モモ、ムネ)」が69.8%で最も多く支持を集め、続いて「ネギ間」(60.0%)、「つくね」(53.3%)、「皮」(44.0%)、「レバー(キモ、白レバー)」(33.7%)、「砂肝(砂ずり、ずり)」(33.2%)と続いた。

 性年代別で上位の順位が大きく入れ替わるということはなかったが、唯一60代男性で1位が「ネギ間」(64.3%)であることや、20・30代女性で2位に「つくね」(各54.6%、56.8%)が選ばれていること、また、20代男性の3位が「皮」(46.8%)という部分が、全体ランキングとの差異だった。圏域別では、首都圏で「レバー」の人気が、関西圏・東海圏で「せせり」の人気が、それぞれ他の圏域よりも高かった。

 次に焼き鳥の味付けであるタレで食べたい焼き鳥の種類(複数回答)については、1位「正肉(モモ、ムネ)」(53.3%)、2位は「つくね」(50.6%)、3位は「ネギ間」(42.0%)がトップ3となった。全体ランキングと比べると「つくね」と「ネギ間」の順位が逆転している。性年代別では、30・40代女性で「つくね」、50・60代男性で「レバー」、20~40代男性で「皮」をタレで食べたいとする人が多く、傾向に違いがあった。

 一方、塩味で食べたい焼き鳥の種類(複数回答)は、こちらも1位は「正肉(モモ、ムネ)」(45.8%)、2位は「ネギ間」(33.6%)、3位は「皮」(31.4%)となった。全体の順位との違いでは、「つくね」、「レバー」などが順位を下げている一方、「皮」、「砂肝」、「軟骨」などが順位を上げた。全体的にはタレのほうがスコアが高めなことから、タレと塩では、ややタレのほうが多数派になっているとみられている。

 なお、過去1年間焼き鳥を食べたり、購入した場所(複数回答)は、最多は「居酒屋」で42.7%、僅差で「スーパーマーケット」が39.4% 、そして「焼き鳥専門店」が34.9%と、この3つが上位を占めた。特に20~50代男性と20代女性では「居酒屋」で食べたことがある人が約5割いて、高い比率を記録した。また、20・30代男性では「コンビニエンスストア」で購入した人が他の性年代より多かった。

 同調査結果の詳細は↓
https://www.hotpepper.jp/ggs/wp-content/uploads/2018/07/10aee20eb8e657ab06533faa8a1cd5c1.pdf