NTTドコモモバイル社会研究所が、全国の15~79歳男女を対象に2024年1月に実施した「スマホ・ケータイ所有者のメディア利用動向調査」結果(有効回答数6440人)によると、日常的に生活情報(趣味やお買い得情報など)を得ているメディアを2014年からの推移を見たところ、「テレビ」の利用が横ばいながらも最も多く、2024年は43.7%で昨年からは微減していた。
次いで「Webサイト・アプリ」から生活情報を得ている人が41.7%だったが、昨年からは微減だった。続けて「SNS」から生活情報を得ている人が昨年よりも約5ポイント増加して39.8%。「テレビ」、「Webサイト・アプリ」、「SNS」が4割で拮抗している。生活情報(趣味やお買い得情報など)を得ているメディアを年代別にみてみると、10~30代は「SNS」が一番多く6~7割だった。
特に20代は約7割(66.1%)が「SNS」から生活情報を得ていた。特に20~30代は昨年調査時よりも「SNS」から生活情報を得ている人たちが約10ポイント増加している。60~70代では「テレビ」が最も高く約5割だった。40~50代は「Webサイト・アプリ」が約半数だった。70代は約3割(32.7%)が「新聞」から生活情報を得ていたが、10~30代では1割以下だった。
続けて、生活情報を得ている「SNS」の種類(複数回答)は、「Instagram」と「X」が昨年よりも増加して約4割。「TikTok」、「LINE」、「Facebook」が約2割。年代別でみると、「Instagram」利用者でInstagramから生活情報を得ているのは30代が他の年代よりも多く約5割。10~20代、40代の「Instagram」利用者の約4割がInstagramから生活情報を得ていた。また10~40代の「X」利用者の約4割がXで生活情報を得ていた。
同調査結果は